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106 :名無しの紳士提督:2015/10/29(木) 18 17 50 ID 3/hLE28M はじめまして。 SSを投下させていただきます。 伊勢型姉妹とジュウコンしてる提督が嫁とHする話、日向編です。 割とラブラブなの……か? 何というか、無駄に長くて恐縮です。 頑張ったけどエロくなりませんでした。orz 少しでも楽しんでいただければ幸いです。 107 :伊勢型ジュウコンカッコカリ_01:2015/10/29(木) 18 18 47 ID 3/hLE28M 「君、まだいたんだ。」 その声で俺はようやく我に返り、机から顔を上げた。 ぼんやりした頭で執務室の隅に鎮座する古時計に目をやると、針はフタサンマルマルを指していた。 「灯りが点いていたので様子を見に来たのだが……。根を詰めすぎると明日に障るぞ。」 こちらに歩み寄りながらそう言葉を続ける彼女、日向の左薬指には俺が身に着けている物と同じ意匠の指輪が光っている。 「そうは言っても、来月の中規模作戦に向けて備蓄しながら秋刀魚漁の支援ってのは案外大変でなぁ……。」 机の上に再び目を戻すと、扶桑型の艦橋さながらに積みあげられた参考書籍や海域図。 その傍らには書き散らしたメモが散乱している。 明日、机の惨状を見た大淀からお小言をもらう覚悟はしておこう。 「まぁ、でももう寝るとするか。日向の言う通り、いい加減にしないと明日の指揮に障るからな。」 数時間振りに椅子から立ち上がり、伸びをしながら日向の様子を盗み見る。 「はぁー、さすがに頑張りすぎた。寝る前に息抜きしたいなぁ……。なぁ、日向?」 言外の意味を理解した日向が、僅かに目を伏せる。 決して表情豊かとは言えない彼女だが、それでも俺には恥じらう様子が充分に見て取れた。 「君の私室に行こう。」 「ここでいいよ。」 「なっ……ここは執務室だぞ、破廉恥だろう!?」 「なぁ、落ち着けよ。こんな夜更けにそんな大声を出したら外まで聞こえるぞ。」 慌てて口をつぐむ日向を横目に、俺はドアに鍵を掛けて灯りを消す。 「ほら、これで大丈夫。」 「呆れた男だな、君は。」 そう言いながらも、日向は俺が腰に回した手を振り解こうとはしなかった。 暗闇の中で、唇を重ねて軽く舌先を絡め合う。 あっさりと切り上げるのは、濃厚なキスは嫌がられることを経験で学んでいるからだ。 物足りなさを補うように髪に顔を埋めて耳に舌を這わせると、腕の中の日向がピクンと肩を震わせて小さく艶声を上げた。 ……ホント、耳弱いなぁ。言ったら最後、触れるのを頑なに拒まれるだろうけれど。 俺は、日向を窓際にあるソファー(金剛がティーセットと一緒に英国から取り寄せたけれど、私室が狭くなるからと執務室に置いて行ったものだ)に座らせると、黒のインナーをたくし上げた。 プルンと音がしそうな勢いで、形の良い胸の膨らみが溢れ出す。 揉みしだくと、ただ柔らかいだけではなく確かな弾力が感じられる。これも日頃の鍛錬の賜物なのだろう。 「はぁっ…んんっ……ん……」 傍らのクッションを掴んで必死に声を押し殺している様が俺の加虐心をくすぐるが、残っている理性でそれを黙殺する。 柔らかな感触を楽しんでいると、先端の突起が硬さを増して存在を主張し始めた。 手を止め、グミの実に似たそれを口に含んで舌先で転がす。 「やめ……はあっ…ひゃんっ!」 日向は悲鳴にも似た声を上げて大きく仰け反った。 「今度は日向の番だぞ。」 俺はベルトを外してズボンを下ろすと、ソファーの前に立って隆起してきた自分のブツを日向の顔先に近づけた。 彼女は吐息と共に恍惚から恥じらいへ表情を変えると、僅かに躊躇いながらも手を添えてそれを咥えた。 竿全体を口に含んで濡らした後に、手でゆっくりとストロークさせながら亀頭を丁寧に舐め回されると、腰から背中にかけてピリピリと快感が走った。 「……すごく気持ちいいぞ、上手くなったなぁ。」 「君に教えられた通りにやっているだけだ。」 いつも以上に素っ気ないのは羞恥心のせいだろう。 日向の舌はカリから裏筋へと移り、そして再び亀頭に戻ると、気忙しく漏れ出る透明な汁を吸い上げた。 闇の中にジュルジュルと音が響く。 手を伸ばし、カーテンをほんの数センチ開けて月の光を呼び込むと、肉棒が彼女の口を犯している様がはっきりと見て取れた。 沸き上がる劣情に突き動かされて、俺は日向をソファーに押し倒した。 手を差し入れると、胡桃色の袴の中は湿り気と熱を帯びていた。 日向は抵抗こそしないが、傍らのクッションの端を強く握りしめて身を固くしている。 それでも、太腿をなで上げながら秘所へ手を伸ばすと、下着の上からでも存在が分かるほどに肉蕾がぷっくり膨らんでいた。 指の腹で円を描くようにグリグリ押すと、日向は腰を浮かせながら艶声を上げた。 「だめ…やめっ……やぁっ…はぁん!」 ぐっしょり濡れた下着を引き下ろし、脚を広げさせると蜜壷にプスリと指を突っ込む。 ねっとりとした愛液を指に絡めてもう一度肉蕾を責め立てると、堪えきれないのか喘ぎながら腰をくねらせはじめた。 ……気持ち良さそうに見えるんだけどなぁ。生真面目だからか、羞恥心が強すぎるのか。 一瞬そんな事を思った時、日向の喘ぎ声が一段と高くなった。 「ふあっ…ああっ、君っ……やぁっ…あんっ、いっ、イくっ!!……っ」 全身を小刻みに震わせながらクッションの上に崩れ落ちた彼女に絶頂が訪れたことは、容易く見て取れた。 「……今度、君に求められたら、話しておこうと思っていた事があるんだ。」 全身を紅潮させた日向は、ソファーにもたれかかって天井を見上げながら息を整えていた。 その息づかいと、遠くの波の音だけが聞こえてくる静かな時間が流れる。 乱れた髪がより艶めかしさを強調する横顔を見つめて、俺は次の言葉を待った。 日向は暗い天井を見つめたまま、再び口を開く。 「君は、伊勢が艦隊に加わる前のことを覚えているか?」 日向は俺の艦隊に初めて加わった戦艦で、伊勢がやって来たのはその数ヶ月後だった。 「君はずっと伊勢を待ち焦がれていて、暇さえあれば私にその話をしていたな。」 そう言うと、そっと左指の指輪を撫でる。 「だから、伊勢にこれを贈るのは分かるのだが、私はたまたま最初に就役した戦艦だった、それだけじゃないのかと時々考えてしまうんだ。」 何か言わねばと口を開こうとした俺を遮るように、日向は続ける。 「自分でも莫迦げた考えだと分かっている。 それでも……こうして君に求められると、私でいいのかと不安になってしまって…… うまく応えられないんだ。」 「日向……。」 俺は、ずっと伊勢と日向を同じように扱おうと心を砕いてきた。 秘書艦を任せるのは一日交代だし、出撃の際は交代で旗艦を任せている。 指輪を贈ったのさえ同じ日だ。 彼女達に対する俺なりの誠意のつもりだった。だが、それは只のエゴでしかなかった。 その事実を前に、まるで心臓を冷たい手で掴まれたのような痛みが走る。 日向は俺に背を向けるように顔をそむけ、続ける。 「だから、私がぎこちないのは君の手管のせいじゃないと分かって欲しかった。 その……私が君のプライドを傷つけているんじゃないか、気になって……。 ほら、男子にとって床の技量は沽券に関わる重要な問題なんだろう? あの……本で読みかじったので、その……」 声は明らかに上擦っているし、話もだんだんしどろもどろになっていく。 「あの……日向?」 「……実は、君の私室の書棚の裏に本が落ちているのを伊勢が見つけて、二人で読んだんだ。」 伊勢め。それは落ちていたんじゃなくて、裏に隠しておいたんだよ。 男なら誰でも一度は手にしたことはあるだろう、いわゆるエロ本だ。 「盗み読むような真似をして悪かったが、本の内容が内容だったので言い出し辛くて……」 ……問題はそこなのか? まぁ、日向は少しズレた所があるからなぁ。そこも可愛いのだけれど。 ホッとすると同時に、相変わらず顔を背けたままの日向がいじらしくて、思わず背中から抱きしめた。 「日向がうちの艦隊に加わったのが何番目でも、こうしていると思うぞ。」 「君はそう言うと思っていたよ。」 そう言って俺に少しだけ寄りかかり、静かに微笑む日向の横顔は、どこか悲しげに見えた。 ブチュリと音を立てて、肉棒は日向の中に呑み込まれていった。 膣壁は、指で弄んだ時よりも一層熱を帯びて貪欲に絡みついてくる。 「くぅっ…はあっ……」 俺の腹の下で、日向が切なげな声を漏らした。 ゆっくりと抜き差しを繰り返すたび、ヌチュ、グチュと卑猥な音に混じって喘ぎ声とも吐息ともつかない荒い息遣いが聞こえてくる。 「俺は、日向が良かったんだ。」 「……あっ…はぁっ……こんな時に…卑怯だろう……。」 日向に自覚が乏しいにせよ、俺の言動で彼女を苦しめていた事実は変わらない。 しかし、自責の念も本能には抗えなかった。 角度を変え、深度を変えて日向を貫く毎に、返ってくる刺激が微妙に変わる。 「あんっ……はぁっ、はんっ!…あぁっ……はぁん……」 俺は、愛液にまみれた肉壷の感触を一心不乱に貪り続けた。 不意に、日向が俺のシャツの袖を掴んだ。 「……でも、私も…こうして君と繋がっているのは、嫌いじゃないんだ。」 上気した厭らしい顔で、恥ずかしそうに目を伏せてこんな事を言うのも相当卑怯だろう。 「……日向。」 もう止まらない。俺は容赦なく腰を打ちつけ続けた。 「あんっ…ダメだっ、激しいと…またイってしまうからっ…やんっ、あんっ……」 「俺も…そろそろだ……日向っ」 「あんっ…やんっ、ひゃんっ、いいっ……イくっ……!!」 日向の声に呼応するかのように、肉壷は俺から全てを搾り取ろうと容赦なく絞め上げてきた。頭が真っ白になる。 咄嗟に膣から抜いた瞬間、精が迸った。 形の良い胸からたくし上げた黒いインナーにかけて、白濁した液が二度、三度と波打つように降り注いだ。 その様を、日向は恍惚の表情で見上げていた。 「……あぁ!?」 日向の隣に座ろうとソファーに手をつくと、座面はぐっしょり濡れていた。 あちゃー。まぁ、俺の精や日向の愛液やらで、当然こうなるよなぁ……。 「金剛に知れたら、怒られるだけじゃ済まないぞ! だいたい、君がここでなんて言い出すのが……。」 「はいはい。とりあえず拭くものを取ってくるか。」 この後二人で深夜までソファーの掃除に精を出し、翌日は秘書艦の伊勢に欠伸をたしなめられながら過ごす羽目になった。 今度は執務机に押し倒せるよう、机の上は常に片付けておこうと俺は心に誓ったのだった。 +後書き 116 :名無しの紳士提督:2015/10/29(木) 22 54 54 ID zy9kLPMA GJ! 師匠化してない日向の可愛さは異常 ところで日向には気の毒だが秘書も旗艦も日替わりという事は夜のお相手も日替わりと考えてよろしいですね(ゲス顔)? これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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大艦巨乳主義 戦艦娘 戦艦娘金剛型 扶桑型 伊勢型 長門型 大和型 Bismarck Vittorio Veneto級 コメント [部分編集] 金剛型 金剛×榛名1-270 ほろよい霧島さんとヤンキー提督1-406 提督×金剛、扶桑、千歳、千代田、加賀1-435 提督×不知火、初春、伊58、霧島、天龍、涼風、愛宕、ヴェールヌイ1-564 提督×金剛1-587 長門(ふたなり)×金剛型四姉妹、由良(ふたなり)×加賀、北上(ふたなり)×五十鈴1-740 提督×榛名2-350 金剛四姉妹ネタ2-323 提督×金剛、提督×比叡2-768 提督×比叡、金剛3-74 提督×伊58×霧島3-650 提督×榛名6-278 提督×霧島6-365 榛名のために7-67 提督×金剛、あきつ丸8-543 提督×金剛「Burning expand」(アナル拡張・和姦)18-484 非エロ 非エロ:金剛と比叡2-798 非エロ:提督×金剛2-825 非エロ:提督×比叡5-829 非エロ:提督×榛名6-707 非エロ:提督×榛名3-82 非エロ:金剛姉妹7-496 非エロ:提督×比叡、金剛1-42避 非エロ:提督×榛名1-871避 非エロ:提督×比叡16-43 非エロ:提督×金剛 Mk.7&アイオワ実装のニュースを聞いて思いついたネタ 18-649 小ネタ 小ネタ:変これ仕様書 金剛編1-268 小ネタ:第七駆逐隊、神通、誕生日、榛名3-477 小ネタ:榛名と霧島13-206 小ネタ:金剛→提督×比叡15-849 [部分編集] 扶桑型 提督×扶桑1-340 提督×山城、扶桑1-358 屋根直してくる(提督×扶桑)2-520 提督×金剛、扶桑、千歳、千代田、加賀1-435 提督×扶桑、山城 鳳翔1-645 提督×扶桑4-589 提督×扶桑1-628避 『元提督、戦艦山城について語る』提督×山城13-643 提督×山城14-807 提督×山城14-827 提督×山城14-866 提督×山城14-922 提督×山城15-11 扶桑型→提督×伊勢15-839 山城×模型、清霜16-253 非エロ 非エロ:提督×山城15-224 小ネタ 1-22扶桑姉妹 小ネタ:扶桑、山城1-446 [部分編集] 伊勢型 提督×伊勢4-212 提督×日向2-445 提督×日向9-622 提督×伊勢14-714 提督×伊勢型15-133 扶桑型→提督×伊勢15-839 提督×日向「伊勢型ジュウコンカッコカリ_01」18-107 提督×伊勢「伊勢型ジュウコンカッコカリ_02」18-332 非エロ 非エロ:提督×伊勢1-539避 小ネタ [部分編集] 長門型 提督×長門4-173 提督と吹雪、摩耶、長門3-46 長門(ふたなり)×金剛型四姉妹、由良(ふたなり)×加賀、北上(ふたなり)×五十鈴1-740 提督×長門3-122 提督×長門5-765 提督×長門7-440 提督×長門7-617 長門8-46 中年オヤジ提督×陸奥2-51 スターリン(提督×長門)10-86 長門×卯月1-876避 アニメを見たながもん15-776 アニメを見たながもんその2 16-79 非エロ 非エロ:長門2-645 非エロ:提督×長門5-338 小ネタ 小ネタ:よりどり陸奥16-467 [部分編集] 大和型 提督×大和7-281 提督×大和11-180 武蔵×提督5-279 提督×武蔵12-36 大和×慰安夫 東「鎮守府慰安労働大和編」中編16-230 大和×慰安夫 東「鎮守府慰安労働大和編」後編16-242 提督×教室の艦娘達16-754 大和×慰安夫 東「鎮守府慰安労働 IF編」17-582 非エロ 非エロ:大和14-65 非エロ:大和×慰安夫 東「鎮守府慰安労働大和編」後編16-242 小ネタ 小ネタ:青年・大和15-553 [部分編集] Bismarck スターリン(提督×ビスマルク)7-136 提督×ビスマルク17-19 非エロ 小ネタ:ビスマルク 18-289 小ネタ 小ネタ:ビスマルクで少佐演説パロ レスまとめ レスまとめ:ビスマルク「○ーメン美味しい」 [部分編集] Vittorio Veneto級 ローマの惚気話 16-810 リットリオの惚気話 16-817 非エロ 小ネタ コメント 最新の30コメントを表示しています。 「教室の艦娘達」は軽巡洋艦大淀の方にいれるべき -- (名無しさん) 2016-01-09 01 20 27 名前 コメント すべてのコメントを見る ここを編集
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441 :名無しの紳士提督:2015/07/19(日) 23 10 28 ID h69sGV4I 夏服の艦娘の悩み 「衣替えしてから明らかに提督がよそよそしい」 「提督が常に前屈みでとても辛そうにしている」 442 :名無しの紳士提督:2015/07/20(月) 16 14 01 ID ewpME9kc 短めっつーか1レスだけど大淀さんで。禁欲提督ってアイディアいいよね… 執務中に水着を見せびらかしに来た第七駆や天龍に愚息が反応してしまい、椅子から立ち上がることができなくなった。 大淀「提督、そろそろお昼にしないと食堂が閉まってしまいますよ?」 提督「…すまないがここ(執務室)まで運んでもらえないかな、ちょっと立て込んでて」 大淀「そうですか? 私が見たところむしろ普段より進んでいたような…」 手元の書類を覗き込むように顔を近づける大淀。流れる黒髪からはシャンプーに混ざったほのかな女の子の匂いが鼻孔をくすぐった。無防備な胸元からは白い小振りな乳房とラベンダー色の下着が見え隠れしている。 提督(い、いかん… ここ最近ろくに処理してなかったから大淀の貧相な胸でも股間に来る!) 大淀「提督、どうしました? 顔が赤いですけど、風邪ですか?」 提督「え、いやこれは」 大淀「少し失礼しますね、んっ…」 前髪を掻き分けると大淀はこつんと額を合わせた。互いの吐息が感じられる距離に思わず全身が硬直する。大淀の瑞々しい唇と美しい鎖骨のラインから目が離せない。 大淀「…やっぱり、少し熱っぽいような…」 提督「そうか… 医務室から薬を貰ってきてくれないかな、少し休んだらまた執務に戻るよ」 大淀「あまり無理はなさらないで下さいね? さっきも言いましたがお仕事は順調ですから」 執務室から退出する大淀を見送ると、提督は大きなため息をついてぐったりと机に突っ伏した。 提督「…ちょっと出ちゃった…」 443 :名無しの紳士提督:2015/07/20(月) 17 17 58 ID smtx2ctc GJ! 昂ぶってるおかげで普段まったく性的に意識してない娘に欲情するのって良いですね
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もう辺りは真っ暗になっていくらかたったころ、机に山積みだった書類は、優秀な秘書官のおかげでなんとか片付いていた。 榛名「提督、今日も一日お疲れ様でした。明日からは新海域への出撃任務があるので、ゆっくり休んで疲れを残さないようにしてくださいね。」 俺「ああ、ありがとうな。仕事が思ったより早く終わって助かったよ。榛名も、明日に疲れを残さないように、しっかり休んでくれ。」 「提督は優しいですね。ありがとうございます。それでは、失礼いたします。」 榛名が部屋から出て行ったあと、俺は言われたとおり疲れを残さないようにすぐに寝てしまおうと思っていたのだが、 「寝れんな…」 明日からは新海域への出撃任務がある。子供ではないが、仕事を任された嬉しさと、なんとも言えない楽しみで目が冴えていた。 「酒でも少し…」 そうすれば嫌でも寝られるだろうと安い酒を取り出して、一人酒か…とおもっていると 「提督…おやすみのところ申し訳ありません、一つ忘れ物をしてしまいまして…」 と、控えめなノックとともに、榛名の声が聞こえた。そういえば机にまだ幾つか書類があったかもしれない。 「入れ」 入ってきた榛名は、薄暗い明かりに照らされて、なんともいえない雰囲気があった。 忘れ物をして恥ずかしいのか、少し顔が赤い。 「申し訳ありません…自分でゆっくり休んでくださいと言っておきながら…」 「いや、気にしなくていい。目が冴えて眠れなかったところでな、少し酒でも飲めば休めるかとおもってたんだ。」 「そうでしたか、お邪魔をしてすみません。重要な書類だったもので…」 その手には、あまり見覚えのない便箋が握られていた。 「いや、ちょうど一人でさみしかったところでな。もしよかったら少しつきあってくれんか」 少し冗談めかして言ったつもりだったのだが、 「は…榛名でよければ、お相手させていただきます」 快く返事をくれた。 「提督…そんな少しだけだと、疲れなんてとれませんよ…」 そう言って榛名は酒を勧めてくる。ほんの少しのつもりだったのだが、それなりの量をとってしまっていた。 「いや、もうこれ以上は」 そう言っても、なかなか榛名は引いてはくれず、大丈夫ですよ、と言ってくる。 榛名の顔は赤く高揚し、床に投げ出された足は艶かしく…と、そこまで考えたところでイカンイカン、と思っていると 「提督…お顔が赤いですよ…どうかされましたか?」 そういってぐぃっと顔を近づけてくる。もしかして酔っているのか、と思ったところで、どん、と榛名の体重を感じて思わず倒れてしまった。 「提督…」 倒れてしまった俺は、そのまま榛名にのしかかられているような状態だった。 「は…榛名…顔が近いぞ…」 暖かく優しい息が感じられるほど、間近に榛名の顔があった。 「お、おい、榛名…?」 真っ赤に顔を染めた榛名は、さらに顔を近づけてきて、そして唐突に自分の唇を俺のそれに重ねてきた。 「!?」 あまりのことに、頭が思考を停止した。そして何を考えることもできないまま、体を動かすこともできなかった。 そして自分の口の中に、榛名の舌が入ってきたことにすら、しばらく意識をあわせられなかった。 榛名「ん…んぁ…ふ…」 熱く、そして優しいその口づけに、ぼんやりとした意識はまとまろうとしない。しかし俺の体は、あろうことか欲望を満たそうと榛名の舌に自ら舌を絡ませる。 「ん…て…ていとく…ぁ…」 その声は、頭に直接響くように聞こえてくる。 そしてしばらくの後、榛名は顔を離しゆっくりと微笑んだ。しかし、それでも頭はこの状況をのみこまない。先ほどの酒が、回ってしまっているのか。…いや、本当に、それだけなのだろうか。 「提督…提督も、もっと気持ち良く…なりませんか…ほら、提督…」 残念ながら、自分の欲張りな肉棒は、我慢などどいうことを知らなかった。最近は仕事に追われ、自分でやる暇などなかった。その鬱憤を示すかのように、ぐっとそそり立っていた。 そして理解した。じぶんも、この状況に、興奮してしまっているのだ。 しかし、ようやく頭の片隅にまとまったひとかけらの理性が反応した。このようなことが、艦娘との間になどあってはならないと。榛名の肩をとり、語りかける。 「榛名、おちつくんだ。こんなことをしては…」 しかし、その言葉が終わらないうちに、榛名に腕を抑えられてしまった。頭ではなけなしの理性が働いていても、欲望を満たさんとする体は反抗しようとはしない。榛名が腕を離しても、俺の意思になど従わず、動いてはくれなかった。 そして榛名は、その手を、盛り上がったズボンに持って行った。ゆっくりとジッパーをおろす。すると、もう我慢の限界だとでも言わんばかりの肉棒が飛び出した。 そして榛名は、その手を今度は自分の巫女服の前に持って行きはだけさせた。そしてそのしたからは、さらしに巻かれた胸がわずかに姿をみせていた。 そのまま、さらしまでほどいて行く。いよいよ理性などどいうものはとびさっていた。その手が、一周して行くたびに、そのものが見えてくる。 そして、とうとうその姿を現したそれは、そのまま俺の肉棒を包み込んだ。 「くっ…」 その快感に、思わず声が漏れる。そして榛名は、そのまま上下に胸を動かし始めた。 「提督…あっ…もっと…榛名を感じてください…おっぱいで、気持ち良くなってください…」 普段健気に仕事をこなす榛名の口からおっぱいなどという単語が出てきたことに、肉棒は早くも興奮で決壊寸前だった。 くちゅ、くちゅ、と、いやに神経を刺激してくる音が響く。 「榛名…だめだ、出るっ」 榛名のさらに激しく動く胸に導かれるように、先から白濁液が飛び出す。 そしてその液は、もうほとんど脱げていた巫女服に、榛名の胸に、そして顔に大量についていた。 「まだまだです…提督…」 顔についた精子を舐め、飲み込みながら、榛名は言った。そしてその言葉に期待しているかのように、肉棒はおさまることなど知らぬ、といったようだった。 榛名がミニスカートをたくし上げ、秘部を晒す。 まだ穢れをしらぬ、綺麗なものだった。そしてそこは、淫らな液で、すでにぬらっといやらしくひかっていた。 そしてそれを不器用な手つきで、俺の肉棒にあてる。 「…あぁっ!…んぁぁ!」 そして、ゆっくりと腰をさげ、 そのまま、ズッと沈み込む。 「はぁ…はぁ…て、提督…もっと、もっと、…榛名を感じてください…」 ダメだ、ダメだと、ここへ来てようやく理性が戻ってきた。しかし、そんなものはもう手遅れである。極限まで高められた体の興奮は、理性の言うことなど聞かない。 動き出す榛名にも、何の抵抗もなく、快感に身を任せていた。 すっ、すっ、とゆっくりとした動きが、じれったく、そして確実に肉棒に快感を与えている。しかし一度イッているそれは、早々果てそうにはない。 そのうち、榛名の腰を動かすスピードも上がってくる。 「あぁっ…はっ…はっ…はぁっあっ」 もう腕にかかっているだけの服と、恍惚とした表情は、男の欲情を増大させ、快感を与えてくる。先ほどのはてそうにないなどという言葉は全くのうそだった。 「だめっ…あっ…んぁぁっ!て、提督!あっ…はぁっ、もう、止まりません…あっ!」 「ダメだ、榛名、俺も、もう…」 「提督!提督!榛名は…!あっ!」 「榛名!もう、出る…」 中になど、出せるわけがない。せめて、外に… 「提督!いいです…いいですから!中にください!あなたの!あぁっ!」 そして止まることなどない榛名に、またもやなすすべなく、発射する。 「あぁっ!て、提督!提督…!!」 そして榛名も絶頂に達し、体をひくつかせ、果てた。 「ん…ん?朝か…」 あのまま寝てしまったのだろうか、すぐ隣には榛名の姿があった。もう少し寝かせておこう。 その間に、汚れたところを綺麗にしてしまおうと、シーツや、自分と榛名の服をとる。 そしてしばらく経ったあと、ムクリ、と榛名が起きた。 「おはよう、榛名…」 …キャァァァァァァァァ!!!!!!! しかしその挨拶は甲高い叫びにかき消された。 「て…て…提督ぅぅぅ!!!!????え、な、なぜでしょうか…、え、あ…」 もしかして、もしかすると、 「覚えていないのか…?」 「…え?…あ、あれ…」 どうやら、あまり覚えていないのかもしれない。げんなりとした気分に襲われながら、綺麗になった服をわたす。 「え、あの、提督…その、申し訳ありません…」 顔を真っ赤にしてうつむく榛名。 まあ、酔っていたからあんなことになってしまったのだろう。 「気にするな。今日から、新海域へ向けて、気分をきりかえていこう。」 はい…、と返事があり、なんとか無理矢理にもそらせたか、と思いきや。 ドタドタドタと足音がしたと思うと、ドアが荒々しくノックされた。 「て、提督ゥー!?榛名の叫びが聞こえてきたのデスが、大丈夫ですヵー!?」 金剛の声だ。少し焦るが、榛名にすぐ服を着るようにつたえ、急いで周りを片付ける。 「あ、いや、大丈夫だ、心配しなくていい…」 「………」 ……返事がない。安心して帰ったかと思ったのもつかの間、 「グッモーニーン!提督ゥー!今日もいい天気……!!!!!!!!!榛名!なんデスか、その格好ハ!」 バーンとドアを開けて入ってきた榛名の姉の、声にならないさけびに、場が凍りつく。不運なことに、榛名はさらしを巻いている最中で、いつもよりなんというか露出の多い格好となっていた。 「あ…いえ、姉様これは…」 「こ…金剛、これはだな…」 必死に言い訳を考えているところに、さらなる絶望がおしよせる。 つまり、今の金剛の声を聞いた艦娘たちのこちらへ来る足音が響いてきたのだ。 「姉様!?やはり榛名になにかあったのですか!?」 ほかにも、大丈夫ですかー??とか、提督は一体何を…などと様々な声が近づいてくる。 「はは…やべ…」 その日の鎮守府は、その歴史に類を見ない大嵐を迎えようとしていた…
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登録日:2022/03/31 (木) 23 01 00 更新日:2022/04/01 Fri 20 34 32NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 イベント海域 ナ級祭り 空母棲姫 艦これ 艦これアーケード 飛行場姫 駆逐棲姫 高難易度 いいですか、落ち着いて聞いてください。 1MYBフレームとグッズを狙っていたあなたの財布は、既にジリ貧です。 艦これアーケードの期間限定イベント海域。 開催期間は2022年3月17日(木) 7 00~ 4月12日(火) 23 59までを予定している。 - 目次 【概要と海域の特徴】 【この海域にて追加されたシステム】◆戦況変化 【特効艦娘一覧】 【報酬関連】 【海域一覧】E-1 E-2 E-3 掃討戦 【概要と海域の特徴】 2021/3/15にC2機関のツイートとアーケード公式にて発表された、ブラウザ版のそれをモデルとしていないオリジナルのイベント海域。 アーケードオリジナルのイベント海域は今回で三回目の開催となる。 今回のイベントは通常の戦闘と輸送作戦が混在したE-1~3で構成される、合計3海域の構成となっており 連合艦隊を編成する海域や、ダブルゲージ、ギミックゲージの類は採用されていない。 各海域は通常海域の5-3と同様に1つの海域で2通りの作戦が設定され、どちらか片方を選んで戦力ゲージを減少させて作戦を進めていく。 戦力ゲージは1つの海域で共有しているためどちらの作戦を選んでも構わないが、敵編成や出撃制限、ドロップテーブルに関しては作戦ごとに異なっている。 また、アーケードでは数少ない甲乙丙難易度の設定がされていないイベント海域でもあるが 後述するシステムにより、違った形で難易度が設定される仕様となっている。 なおこの項目では便宜上、海域タップ後に表示される左側の作戦を「E-〇-A、作戦A」、右側の作戦を「E-〇-B、作戦B」として表記する。 【この海域にて追加されたシステム】 ◆戦況変化 作戦進行の状況による戦況の変化。具体的には戦闘結果により3通りの戦況が用意され、敵編成や敵旗艦のステータスに変化が生じるシステム。 例えば初期の状態では「敵戦力ニ変化ナシ」、という実質的な難易度乙の敵編成となっているが S勝利が続くと高難易度の編成、隻数となる「敵艦隊ノ増援ヲ確認」という、難易度甲に相当する敵編成に修正されたうえでの出撃となる。 「変化ナシ」の状態でもD~E敗北が続いた場合は「敵戦力ノ漸減ヲ確認」という、実質的な難易度丙による出撃となり この難易度でS勝利が続いた場合は「変化ナシ」に難易度が戻る…ということになる。 勝利や敗北でどの程度難易度が変動するかは不明だが、道中から主力艦隊まで完全勝利Sを貫いた場合は、ほぼ確実に難易度が上昇する模様。 最初から難易度が選択できないデメリットがあるものの、沼る心配や甲種勲章を気にする必要がなく、配布される報酬も全ての提督が同一になっている。 【特効艦娘一覧】 ◆E-1 駆逐艦 朝霜、清霜、霞、神風 軽巡洋艦 大淀 重巡洋艦 足柄(E-1-Aのみ) ◆E-2 駆逐艦 初風、雪風、天津風、時津風、浦風、春雨、神風 水上機母艦 千歳 ◆E-3 駆逐艦 曙、潮、初春、初霜、霞、長波、朝霜、清霜、島風、春風 【報酬関連】 今回は新艦娘として神風、春風が参戦し、限定フレームは本イベント海域での邂逅に限り 番傘と桜の意匠が描かれた「船団護衛作戦フレーム」が排出されるようになる。 例によって建造では同フレームの対象とはならず、大和や大鳳などのフレームカードは排出されない。 【海域一覧】 E-1 詳細 ・南西海域哨戒(消費GP300) ☆6 作戦A 南西海域の哨戒を実施する! 哨戒部隊、出撃せよ! E-1-A出撃制限:なし 作戦Aは道中に潜水艦が出現せず、軽巡ツ級elite旗艦や重巡リ級改flagship旗艦、軽母ヌ級改flagshipの艦隊が登場する 戦艦の出番こそないもののこの時点で火力の高さを感じさせられるが、駆逐ナ級後期型も目立つようになるので従来よりも攻略に時間を要する可能性もある。 主力艦隊旗艦は軽巡ホ級flagshipだが、2番艦以降はエリツや駆逐ナ級後期型eliteで固められており、近距離時での火力が高くなっている。 ホ級の場違い感よ ただ、消費GPが少なく最短2周で攻略が可能なので、攻略はしやすい。 作戦B 南西海域の哨戒を実施する!敵潜水艦群を 捕捉。対潜哨戒を実施せよ! E-1-B作戦出撃制限:軽巡1隻以上、駆逐艦2隻以上 作戦BはAとは違い、敵編成は潜水艦のみが出現する海域となっており 道中に潜水ソ級eliteを旗艦とした4~5隻編成の艦隊が4隊出現する。 軽母や水母を編成に加え、道中2~3艦隊を狩れば2周で突破できる海域なので、航空攻撃で事前に出鼻をくじけば早期に決着を付けることも可能。速度を我慢できるなら伊勢型改二の5スロに対潜機体を満載するのもアリ。 主力艦隊旗艦は潜水ヨ級flagshipで、増援難易度の場合は6隻編成となるため時間がかかることもあるが、戦い方に変わりはないので 対潜戦闘に慣れていれば難しくはない海域となっている。周回ついでに新艦娘のレベリングも十分可能。 なおE-1のドロップテーブルはE-1-Aに大淀、香取、鹿島、明石、伊401といったレア枠が採用され E-1-Bはそれら艦娘が出ない代わりに、照月、初月、速吸と邂逅する機会がある。 報酬は12.7cm連装砲A型×2、家具コイン200、特注家具職人。周回クリア報酬で家具コイン100 E-2 詳細 ・発令!船団護衛作戦(消費GP400) ☆8 船団護衛作戦が発令された!戦略重要 拠点へ向かう輸送船団を護衛せよ! E-2-A出撃制限:駆逐艦2隻以上 E-2-B出撃制限:軽巡1隻以上、駆逐艦2隻以上 TP値:570 作戦A 道中は軽巡へ級flagshipや駆逐ハ級flagshipでTP値を稼ぐことも出来るが、中には空母ヲ級lagshipや戦艦ル級flagshipなど輸送作戦には厳しい艦も含まれている。 理論上は初期TP値80以上に調整し、道中全滅、海上のドラム缶全回収とした場合は2周で突破が可能だが、残り時間との戦いも念頭に置かなければならない。 主力艦隊旗艦は揚陸地点からおよそ8時の方向に出現する潜水ソ級elite。増援の場合はまた6隻編成の潜水艦隊が相手となる。 道中艦隊への火力と主力艦隊への対潜の両立といった点から、伊勢型改二を編成すれば比較的楽に突破することが可能となっているが 1戦闘当たりの航空攻撃の手数も考えると、駆逐艦や軽巡の対潜装備も要調整。 ドロップテーブルに採用されている艦娘は吹雪型、雪風、初月、千代田など。 作戦B 道中は潜水ソ級の潜水艦隊2隊に、フラル旗艦、輸送ワ級flagship旗艦の編成が待ち構えており 一見TP値が稼ぎやすいように見えるが、時間がかかる対潜戦闘に高耐久な輸送艦、ル級旗艦編成を考えると作戦Aより足止めの要素が強い。 ではこの編成を突破した先に待ち構える編成はというと… 主力:水母棲姫(耐久680、先制雷撃あり)、空母ヲ級改flagship×2(装甲ゲージあり)、軽巡ヘ級flagship、駆逐ロ級後期型elite×2 随伴:空母ヲ級改flagship(装甲ゲージあり)、空母ヲ級flagship、重巡リ級flagship、軽巡ヘ級flagship、駆逐ロ級後期型×2 編成だけなら過去のイベント海域でもありがちな面子だが、問題はこの海域が輸送作戦という事…。 普通に戦うだけでも高難易度であり、上記編成に対して輸送作戦を考慮した装備と編成で挑むことになる…という苦行が待ち構えている。 輸送作戦ではS勝利を取らなければ出撃中に稼いできたTP値は削られてしまい、そういった点でも急激な難易度の上昇を感じさせられるが 勝てるのであればともかく、選ぶとすれば残りTP値が少ない時に止めを刺す意味合いで出撃すれば、装備枠にも余裕ができるかも知れない。 安定した突破を実現したい場合は作戦Aを選択することが定石となるが、作戦Bのドロップテーブルは 浜風や島風、天津風、秋津洲などが採用されており、彼女たちのフレームカードを狙う場合は本作戦の選択が必須となる。 報酬は12cm単装砲改二x2、戦略ポイント500 周回クリア報酬で戦略ポイント200 E-3 詳細 ・春風船団を護衛せよ!(消費GP450) ☆10 泊地あり 出撃制限(両作戦共通):軽空母1隻以上、軽巡1隻以上、駆逐艦1隻以上 作戦A 敵飛行場より敵機が発進している模様。 敵基地を撃滅し春風船団を護り抜け! 作戦Aの道中は潜水艦が出現せず、軽巡ツ級elite旗艦、戦艦ル級elite旗艦、空母ヲ級elite旗艦、空母ヲ級flagship旗艦の艦隊が出現するが 全ての艦隊の駆逐艦枠に対し、駆逐ナ級後期型や駆逐ナ級後期型eliteが採用されている。 ナ級後期型はアーケードでも例にもれず装甲と火力、耐久がツ級並み、雷撃は100を超える安定の艦種詐欺艦だが、近距離サークルに入らなければ砲撃される心配はない。 そして作戦内容にも記載の通り、主力艦隊旗艦は飛行場姫。 主力:飛行場姫(耐久630)、護衛要塞(耐久166)×5 随伴:駆逐棲姫(耐久370)、軽巡ツ級elite、駆逐ナ級後期型elite×4 編成はこのように飛行場姫は代わり映えしないものの、随伴艦はヲ級でもル級でもなく、イベント常連の駆逐棲姫が随伴艦隊へ参戦する。 彼女は過去の例で行くと制空を取り、特効駆逐などに水上電探を装備させて命中率を底上げする戦法などが取られていたが、問題は「陸上型敵艦の随伴」に参戦しているという点。 味方編成は必然的に対空CI要因、そして三式弾やロケランなどの対地装備で固めた艦娘が必須となり、電探を装備する枠が確保し辛く また僚艦のナ級後期型もニ級ほど簡単に沈まないばかりか、駆逐棲姫の雷撃カットインの対象にもなりえるため、飛行場姫の戦闘に慣れていても雷撃で大破する可能性が高い。 その結果、飛行場の攻撃を避けても、あるいは彼女に勝ったと思ったらメスガキ艦にわからせられていたアケ提督もしばしば…。 火力要因としては回避を優先する場合はダズル3積みの金剛型改二2隻、道中の潜水艦対策も兼ねたい場合は伊勢型改二、資材と回避に自信がある場合は大和&武蔵が 対空CI要因には21年末に実装され、CI発動率と機銃CIによる撃墜率がブチ壊れている摩耶改二などが候補に挙がる。 ますます秋月型の立つ瀬が無くなるとか言うな 後述する作戦Bと違って装甲ゲージ持ちはいないので特効装備さえ完備していれば勝てなくもないが、海域の選択はお好みで。 作戦B 台湾方面への船団護衛を実施、敵機動部隊を 撃滅し、航路の安全を確保せよ! 作戦Aとは違い道中には潜水ヨ級flagship旗艦の潜水艦隊が2隊、後は駆逐ナ級後期型eliteが含まれたツ級やヲ級が旗艦の艦隊が出現するのだが 作戦Bのみ敵編成に駆逐ナ級後期型flagshipも含まれるようになる。当然eliteより高性能で、火力は91、雷装123…という近づくことも憚られる相手。 道中の敵潜水艦隊は、旗艦を駆逐艦にして作戦開始後全速力で上にある小島上部分まで進むようにすれば戦わなくて済む。 主力艦隊旗艦は空母棲鬼。対地装備がほぼ必須といった制約はないものの、編成は 主力:空母棲鬼(耐久470、金色装甲ゲージあり)、空母ヲ級改flagship×2(装甲ゲージあり)、重巡ネ級elite、駆逐ナ級後期型flagship×2 随伴:駆逐棲姫(耐久440)、軽巡ツ級elite、駆逐ナ級後期型flagship×4 と、作戦Aに負けず劣らずの高難易度を誇っている。 旗艦は中破にさせてしまえば攻撃不可能となるが、装甲ゲージ持ちが3隻も混ざっていることもありダメージの累積には時間を要する。 その上、この海域の空母棲鬼は戦力ゲージ半分以下の際にダメージを与えると 主力:空母棲姫(耐久540、金色装甲ゲージあり)、空母ヲ級改flagship×2(装甲ゲージあり)、重巡ネ級elite、駆逐ナ級後期型flagship×2 彼女と入れ替わる形で空母棲姫が海域を走る艤装に対して空中から出現して搭乗し、編成が差し変わるばかりか僚艦ごと完全回復する…という インチキ効果 を発動する。 当然戦闘終了寸前であっても、一から上記の編成を相手にしなければならなくなる。 空母棲鬼/姫の航空サークルは回避が極めて困難に思われがちだが、艦隊にサークルが接近したら船速を一杯ではなく5速程度で待機し その後、ある程度サークルが侵食した時点で一杯にして引き離す…という戦法で航空サークルの回避が可能となるため、慣れていれば航空を受ける可能性も低くなるかもしれない。 随伴艦隊は作戦Aと同様に駆逐棲姫が参戦し、対陸上型の戦闘ほど行動可能な範囲が狭くないため同艦隊から離れることも可能だが それでも雷撃サークルの対象になる可能性も捨てきれず、何よりしれっと駆逐ナ級後期型flagshipが編成に含まれているので、そういった点にも難易度の高さが際立つ。 相変わらずの高回避力で全艦一斉射撃すらカスダメにしてくることもあり、駆逐棲姫撃破は考えないほうがいい。 味方編成に関しては道中対潜戦闘も兼ねて伊勢型改二、雷撃のダメージに期待したい場合は特効艦である島風を駆逐艦枠に 軽巡には大淀改や、夜戦火力の高い神通改二などが候補として挙げられる。 また、高錬度の伊勢型改二の艦爆は装甲持ちの敵に対して高い効果を期待できる。道中で敵潜水艦隊をやり過ごせるならこちらを採用するのもあり。 ドロップテーブルに関しては作戦Aだと熊野、作戦Bだと高雄型…といった差異があるが 作戦Bのみようやく龍鳳に改装できる大鯨と邂逅可能となっている。余裕があれば狙ってみよう。 報酬は甲標的丙型、家具コイン200、戦略ポイント500、戦果2000 甲標的丙型は今回が初登場の装備となる。 掃討戦 詳細 ・春風船団を護衛せよ!(消費GP200) ☆10 残存する敵潜水艦を掃討し、 船団護衛作戦を完遂せよ! 出撃制限:駆逐艦1隻以上 恒例のチャンスタイム。編成はその時点での難易度で編成が決まり、増援アリの場合は 潜水ソ級elite×2、潜水ヨ級×2、潜水カ級flagship×2 と、掃討戦では初となる潜水艦隊が相手となり、戦闘終了後は神風か春風/同改が確定で邂逅する。 追記・修正はE-3-AorBを初見でS勝利出来た方がお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 名前 コメント
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提督×足柄の続き 潮風と窓から差し込む陽光が艦娘の頬をくすぐる。 うすぼんやりと覚醒した彼女は体をよじる。 汗でしっとりと肌に張り付いた布の感触。 対照的にスースーとする下半身の解放感。 切りそろえられた黒髪の下の大きな瞳がうっすらと開かれる。 奇妙な感触がする指先を目の前に持ってくる。 何かの液体が乾いた後と微かな性臭が彼女を急速に覚醒へと押し上げる。 「はうっ、…これって……」 乱れた夜着から零れ落ちた白い双球とあられもなく晒された太腿と淡い翳り。 右足首に丸まっているのは間違いなく下着だ。 「や、やだっ!…わ、わたしったら……」 もぞもぞと布団を手繰り寄せて、妙高型4番艦羽黒は赤面した。 出撃から帰投した昨晩、偶然覗いた提督の部屋で行われた秘め事。 姉の足柄と提督との激しいセックス。 行為が終わると足早に隠密発射された酸素魚雷のごとく彼女は自室に飛び込んだ。 まんじりともせず布団にもぐりこんだが、おさまりがつかない。 耳に残る姉の嬌声と図らずも最後まで見てしまった姉の痴態が瞼の裏から離れない。 意識下で昂ぶっていた戦闘終了後の精神と相まって思わず股間に手をやってしまった。 乳房をまさぐり、幾度も陰核を擦る。 尖った桜色の乳首を弄び、蜜に指を濡らす。 いつしか脳裏に浮かんでいたのは提督の姿。 逞しい彼自身で貫かれる自分を想像した彼女は竜骨が折れんばかりに背をのけぞらす。 まだ未成熟の秘裂から大量の蜜を吐き出し上り詰めてそのまま落ちた。 昨夜の自分の痴態を思い出し赤面する。 そして、提督を”おかず”にしてしまったことも彼女の頬をより熱くした。 「-ぐろ……羽黒?」 布団の外から聞こえる声にひょこりと顔を出す。 太眉に切りそろえられた黒髪-姉、妙高のいつもの優しい笑顔があった。 「どうしたの二日酔い?」 額に当てられた手がひんやりとして気持ちいい。 「ううん、大丈夫」 「そう。出撃後のお休みだからいいけど、そろそろお昼よ」 もそもそと布団の中で身繕いをして起き上がる。 「朝ごはんは出来てるからおあがりなさい。それと1730に提督が執務室に、って」 羽黒はていとくの四文字を聞いてびくりと体を固くする。 「あ、あのー、妙高姉さん?」 「なぁに?」 「あの、その……」 姉の顔を真正面から見れず下を向いて、もじもじと布団を胸の前でこねくり回す。 「提督、何か…言ってなかった?」 真っ赤になった顔で上目使いで尋ねる。 「さあ?特に何も……何かあったの?」 「な、なにも!なんにも無いよ!」 妙に慌てふためく妹の挙動を不審がりながらも妙高は部屋を出た。 「あぅぅ…気付かれちゃったのかな……」 布団を畳みながら呟く。 「司令官さん……」 提督の顔が浮かぶ。 彼女達は兵器だ。戦うための道具に過ぎない。 だが、提督はそんな彼女達、艦娘を自分と同列の仲間として扱ってくれる。 この泊地以外でも各地の鎮守府、基地で連合艦隊の魂を受け継いだ艦娘達が謎の敵、深海棲艦と戦っている。 その中には大破した艦艇を無理矢理進撃させたり、駆逐艦を使い捨てにしている司令官もいると噂では聞いている。 だが、提督は決してそんなことはしていない。 艦隊に小破した艦娘が一隻でもあれば、たとえ勝利が目前でも必ず引き返した。 『帰ろう。帰ればまた来られるから』 那智や足柄、木曾といった積極策を唱える艦娘達が抗議の声をあげても彼は頑として流されることは無かった。 『資源は時間が立てば回復する。戦機はまた作ればいい。だが、君達は私にとって唯一無二の存在だ。代わりはいない』 そう言って、照れたように頭をかくのが常だった。 -提督、私の唯一無二の司令官さん。 羽黒の胸がほうと暖かくなる。 服を整えながら羽黒の頭の中は提督でいっぱいになる。 そうすると今度は艦本式重油専焼缶が燃え上がるように動悸が高まる。 昨晩の足柄の姿が浮かぶ。 -姉さん、あの凛々しい姉さんがあんな……。 私も司令官さんに……。 足柄を自分に置き換えたところで羽黒は頭を振った。 -私は姉さんみたいに美人じゃないし、それに……。 「もしそんな事になったらボイラーが爆発しちゃう!」 そう呟いて、ため息をつく。 そのため息が持つ意味を羽黒はまだ良く理解していなかった。 「妙高型4番艦羽黒、出頭しました」 「うん。入って」 1725に執務室に入ると秘書艦を務めている姉-那智とともに提督が出迎えた。 「あのぉ……わ、私…ご、ごめんなさい!」 「へっ?」 顔を真っ赤にして突然、平身低頭する羽黒に提督はポカンとする。 「あの、昨日はその、あの」 「ん、昨日?……ああ、一航戦なら大丈夫だよ。それに仲間を大事に思う羽黒の気持ちは間違ってないよ」 「へっ?」 今度は羽黒がポカンとした顔になる。 昨日の戦闘で不用意に突出した一航戦が敵の艦載機に襲われた。 統制砲雷撃戦突入直前にも関わらず羽黒は反転して空母の盾になろうとした。 提督はその事を気にしているのだと思っている。 「優しさは羽黒の良いところだよ。今度はもう少し視野を広げて考えればいい。私も気を配るようにするから」 デスクを立って羽黒の頭を優しく撫でる。 「あ、あの、その、…夜の……」 「ん?夜?」 羽黒は口からタービンが飛び出してしまいそうにドギマギしながらも昨夜の覗きを謝ろうとする。 「…何やら、意見の食い違いがあるようだが。それよりも、提督」 「あ、ああそうだな」 あきれ顔で間に入った那智に気付いて照れながら机に戻り、ファイルをパラパラとめくる。 「羽黒、大海令だ。我が艦隊は沖ノ島海域の攻略に乗り出す」 「えっ…あの、難攻不落の…」 沖ノ島海域は全世界の鎮守府司令を悩ませている敵の一大集結海域だ。 複雑な航路、濃密な敵の哨戒網、そしてフラッグシップと呼ばれる強大な戦艦、空母。 既に突破に成功した艦隊も無数の屍-轟沈艦娘の尊い犠牲の上にそれを成し遂げたと戦闘詳報にはある。 「いきなりの攻略は難しい。我が艦隊にはその力はまだ無い」 忌々しげに那智が机上の海図を睨む。 「そこでだ。積極的な偵察活動を行うことを私は決めた」 「小規模な機動部隊を組んで敵泊地周辺に遊弋。敵の小規模部隊にヒットアンドアウェイを繰り返す」 海図と編成表を指しながら那智が作戦概要を淡々と告げる。 「敵戦力の減殺と艦隊の練度向上、並びに航路開拓がこの作戦の意味だ」 先ほどの浮かれた気分は引っ込み羽黒の顔に緊張が走る。 「それでだ」 一際厳しい顔で提督は羽黒を見つめた。 「妙高型4隻は部隊の中核として作戦に参加してもらう」 「貴様も察しがつくと思うが、本命の敵泊地攻撃には航空戦力拡充が必須だ」 脳内に艦隊の編成を浮かべ羽黒はうなづいた。 艦隊の航空戦力は赤城、加賀、蒼龍の正規空母が主力だ。 軽空母に分類されてはいるが隼鷹、飛鷹の姉妹も航空機運用能力は高い。 だが、赤城を除く全ての空母が練度十分とは言えない。 艦隊に配属されたのがごく最近であるし、艦載機運用を支えるボーキサイトは慢性的に不足している。 「第5戦隊は一旦解隊。高雄達ともローテーションを組んで母艦航空隊を守ってやってくれ」 準同型艦の高雄型は普段は第四戦隊を編成している。 第五戦隊に比べると練度は低いが艦隊の中でも第二水雷戦隊と並んで有力な部隊だ。 「わ、わかりました…」 少し不安げに返事を返した羽黒に提督は優しい笑顔を見せる。 「姉さん達と離れて不安だろうけど、大丈夫。俺も必ず一緒に出撃するから」 頬を上気させて羽黒は元気に敬礼した。 「正式な命令は明日、全員の前で行う。下がって宜しい」 「失礼します」 妙に軽やかな足取りで執務室を出ていく妹を見て那智はやれやれといった顔をする。 「……罪なお方だ。」 「んっ?何か言ったかい」 「いいえ、何も…それより」 那智は彼女らしからぬ、茶目のある表情で提督の手を取った。 今夜は私に一杯付き合わないか?」
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874 :名無しの紳士提督:2015/01/28(水) 23 57 26 ID el/0ce56 怖い話……、当たり前のように怖い事なんて周りにある。石ころとか海藻みたいにたくさんある。 だけど、一番怖いのは……その怖い何かが自分には関係ないと勘違いしていること。 当たり前だけど……人が死ぬように私たちも沈む。それを私は理解していなかった。 あるいはそれを知らなければ……、もしくは見なければ、悲しいだけ……、だったかも……。 沈む深雪を見て……、おかしくなった。 部屋に引きこもり……、何も食べず、何も飲まず。あるいは緩やかな死が私を迎えに来てはくれないかと願うように。 頑張り方などとうに忘れ……、姉妹もあまりに部屋の扉を叩かなくなっても……、あの人は私を訪ねて来た。 大丈夫か? 何をもって大丈夫というのだろう。 配給、貯まってるぞ? 取りにいける程、厚顔に思われていたのだろうか。 アイス貰って来た、溶ける前に開けてくれないか? そんなものいらない。 ただ当たり前のように姉妹で出撃して……私から沈みたかった。 痛いのは嫌だけど……、今切り裂かれている心より痛い事はないだろうから。 お前を笑わせに来たと彼が言った時、私はついにキレた。 冗談じゃない……、帰ってくれ……そんな気持ち。あるいは解体して下さいと望もうかと。 扉を開け、見えたその顔は幾分やつれたように見えた。 その時、私は気づいた。ああ……、人間は私たちは負けるのだと。 本土から離れたこの泊地が切り捨てられるのも遠くはないだろう。 良かった。 だけど、だから……なんと言えば良いのだろうか……私の頬を暖かい何かが流れた。 吹雪が沈んだと教えられた時も……流れなかったのに。 酷く怖くなった。 一人消えていくのが……、身勝手と知りながら怖くなった。 だから、 彼を押し倒した。私と……繋がって貰えるようにと。 その日からずっと、ずっと彼を犯した。 彼のものが……小さくなると抱き合い、朝か夕方かも分からない時間に大きくなるとまた繋がった。 彼も疲れていたのだろう。私にされるがまま……、部屋から逃げようともしない。 だから……、今日もまた同じ日が始まる。何でもない日…… 裸で抱き合い……、したくなれば繋がり……、寝たくなれば寝るそんな日が。 今日も私は引きこもる。あるいは死が二人を分かつまで、ずっと……ずっと。 この地が焼き尽くされても、一緒に居よ……ね? これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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壁際に追い込まれ、威嚇するように彼女は壁を強く叩いた。 「司令官、報告だ」 見れば撃沈2という凄惨な結果だった。やはり、陸軍の要請など受けたのが間違えか。 沈んだのは雷に電。やはり鬼神や不死鳥、阿修羅に死神が沈むはずはないか。 「怒っているのか」 撃たれる覚悟すらあった、私は間違えたのだから。 「いや、もしそうなら司令に対してではなく私の力不足に対してだね」 なら、この状況はなんなのだ。 「司令官にお願いがあるんだ」 黙って先を促す。 「まず、私が二番艦というのは知っているかな」 言われて思い出す。彼女はネームシップではない。この鎮守府に来たときから妹艦二人と共にいたから忘れかけていたが。 「姉の名前は暁、私が覚えていることはそれと一人前のレディであった事くらいだ」駆逐艦らしからぬ落ち着きを持つ彼女がそう称するのださぞかし素晴らしい艦娘だったなのだろう。 一度息を継ぐと彼女らしからぬ早口でまくし立てて来た。 「どうしても、記憶というのは消えてしまうんだ。一週間前の食事を覚えているのは赤城くらいのものだよ」 「私は怖いんだ。姉と同じように、妹たちの顔や言葉を忘れて言ってしまうのが」 「だから、司令官、改めてお願いする。今日という日を忘れられないくらい」 「滅茶苦茶にして欲しい」 剣幕に押され思わず頷く。 彼女の薄い胸を愛撫するでもなく、口づけを交わすでもなく、ただ犯した。 心苦しくはあったが、他ならぬ彼女自身が望んでいるから。 「くっ、」 痛みに顔を歪めるが、決して制止したりはしない。 遠くを見る光なき瞳には、きっと妹たちを描いているだろう。 愛の言葉はなく、されど彼女の思いは分かり。 彼女は絶頂を知らず、されど彼女は私に股を開く。 私が果てた後交わす言葉は、決まって雷、それに電のこと。 ああ、そうだいつだったかこんなやりとりもした。 もし二人が桜の丘に行く日が来たらそこで待つ姉を紹介してくれと頼み。 彼女が苦笑した時だ。 たしか、私を何度も抱いているのに、他の艦娘の話かい? それに私は、酷く気になるからと答えた。 彼女はもし紹介して姉に惚れたら、大変な事になると釘を刺してきた。 だから、素直に答えたんだ。 一人前のレディに惚れる男は、駆逐艦を抱いたりはしない。その逆もまた、と。 彼女は堪えきれなくなって破顔した。 久しぶりに彼女が笑った。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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322 :名無しの紳士提督:2014/09/10(水) 11 35 45 ID hx4Xp/wM 私は知らなかった 大人になれば、自然とレディになれるのだと思っていた もちろん、レディになるための努力は欠かさなかったし、だからこそあの時、夜警も引き受けたのだ 私は知らなかった大人というものを でも、あの時ついうっかり寝入ってしまったのは私が紛れもない子どもであったことの証明だと思う 「やっ…!やめっくひぃっ!暁…っちゃんが!あ!こんな…こんなぁ…」 「ふふ…そんなに騒いで起きちゃったらどうします? お か あ さ ん ?」 「あぁ…っそんなそんな言い方!堪忍…堪忍してくだっんひぃ!あ!あ!あ!あぁっ!!」 何か水っぽい音と、妙に鼻にかかったような声に意識をくすぐられ、薄目を開けた私の見たものは… 「??、へ?え…?」 そこにいたのは楚々とした仕草の美しい軽空母でも、少し意地悪だけど大好きな司令官でもなく ただ、獣たちが、そこにいた 323 :名無しの紳士提督:2014/09/10(水) 11 42 03 ID hx4Xp/wM 「あぁ、暁起きたんですね…いや遂に観念したのかな?っと!」 「んひィっ」 私が憧れて"いた"2人…獣、いやケモノはそんな声を上げると組み敷いていたケモノの顔をぐいとこちらに見せてきた 「ぁ…あぁ…」 綺麗にまとめていた髪はほつれ、優しい表情を浮かべていた顔はよだれまみれでひきつり、目はうつろで…! 咄嗟にかけられていた毛布にくるまり、目を閉じ、耳を塞ぐ アレはダメだ、見てはいけないものだ、だって私の理想の中にあるものは… あんなに、きたなく、ない その後のことはよく覚えていない 何か顔にかけられた気もするけれど、本当に覚えていない ただ、思い出そうとするだけで切なくなるのがもどかしくて、ついに私は姉妹に相談することにした でも、自分でも要領を得ないと思う私の話を根気よく聞いてくれた妹は、響は私に顔を近づけてきて… 「それは…もしかしてこんな感じだったかい…?」 そう、ささやいたのだった 324 :名無しの紳士提督:2014/09/10(水) 11 48 58 ID hx4Xp/wM 憧れは人を盲目にする きたないケモノと同じモノになってしまった暁 暁はきたなくなんかない 全てをさらけ出しているからこそ 暁は綺麗なんだよと耳元で囁き続ける響 自己卑下と響の囁く甘言の板挟みになった幼い精神が悲鳴を上げる 次回、暁に響き亘る やはり赤ずきんは狼に喰われるが宿命か これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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168 名前:2-683 霞[sage] 投稿日:2015/02/22(日) 07 57 22 ID G9FxYqM2 今の時間は、どうなっているだろう。 どうでもいいか。 深い夜である事は分かる。執務を再開できる気分ではない。 今の自分は砂嵐が吹き荒れる心情にあったからだ。 蹴飛ばしたい衝動を抑え、執務室の扉を開けた。 秘書艦霞はずっと待っていたのか否か私をぞんざいに出迎えた。 霞は普段通りの気を緩めない顔でいるが、私は普段通りの精神状態ではないのだ。 今は霞と口を利く気分ではないのだが、霞からすればそれは関係のない事だろう。 大本営に呼び出された今日の事柄を霞に尋ねられ、私は全てを語った。 この鎮守府が設立されてから目立った戦果がない事を糾弾された事。 艦の犠牲を躊躇しない他の鎮守府を引き合いに出された事。 大本営のその身勝手な態度に、自分は首が飛びかねない程の危ない態度で応戦した事。 それら全てを聞き終えた霞は、私を見上げて歯向かって来た。 「はあ? それで逆切れ? だらしないったら!」 逆切れ? だらしない? 霞の怒号が疲れた身に染みるが、私は霞の言葉を頭で反芻した。 霞の辛辣な言葉は聞き慣れていると自負している筈だが、気が立っている所為なのか稚拙に口が動く。 上の価値観が狂っているから自分はそれを然るべき在り方へ導こうとしただけだ。 それなのに自分が間違っていると言うのか? 霞はあんな事を言う上がおかしいとは思わんのか? 霞は私に、そんな上の人間の犬になれとでも言いたいのか!? 自分は自然と声を荒げていった。 しかし霞は一蹴するように鼻で嘆息した。 「上の人間が発言力のない司令官の戯言を聞くと思ったの? それに、これで左遷でもされたらやり方も何もなくなるでしょ。 そんなことも考えられないんじゃクズ司令官は犬同然よ。馬っ鹿みたい」 ……何だと。 もう駄目だ。我慢ならん。 自分の周りには味方がいないようだ。 秘書艦にさえ自分を否定されたこの時、蔓延っていた黒い感情は爆発してしまった。 全く、上官に向ける言葉とは思えない。霞にはお仕置きと調教が必要のようだ。 霞を蹂躙してやりたい、そのような生意気な口を二度と叩けないようにしてやりたい。 この泥々とした感情を抑えられそうにない。 「っな!」 霞の手をひったくるようにして薄暗い自分の私室へ連れ込む。 邪魔者が入らないよう後ろ手に鍵をかけると、霞はその目に警戒心を色濃く表した。 霞には無意味かもしれないが、目をなるべく鋭くさせて威圧するように見下ろす。 抵抗出来ないよう霞の両腕を痣が残らんばかりに掴んだまま追い詰め、やがて寝具へ押し倒した。 「私に当たる気?」 霞は素行を改めない。 予想は出来ていたが、全く威圧出来ていないようだ。 もしくはこれからされる事が分かっていないのかもしれない。 自分はボタンが破損する事も躊躇わず霞の上部装甲を力尽くで開いた。 その中にある青緑を基調とした装甲をたくし上げると、慎ましいタンクが二つ露わになった。 それの片方を右手でむんずと掴む。 「っ……」 予想に反して霞は大声を上げるどころか唇を硬く閉ざした。 しかし仮に大声を上げたところでここは奥まった提督の私室だし、 ここを出た執務室の壁は防音効果もあるので誰にも聞こえる事はなかろう。 通りすがりの者に聞こえやしないか気を割く必要もない。 目前の霞に集中する。 自分の右手にすっぽり収まる程度の慎ましいタンクは張りが強いのか少々硬めだ。 だが、硬かろうが柔らかろうが自分がこうして昂る運命は変わらなかっただろう。 見た目は人間の少女そのままなのだ。背徳感を煽られる。 目を尖らせる霞の意思は"屈してなるものか"と言う歴戦の勇士のものだろうか。 そんな態度を取るならば、此方としても更に張り合いがあっていいと言うものだ。 空いている左手を口元に持ってきて指を舐ると、それを霞の下部装甲の、またその奥の装甲に潜らせる。 ぴったりと閉ざされている霞の艦内へ、舐った中指をぐりぐりとねじ込む。 「いっ……!」 当然だが霞の艦内は一切濡れていない。 それを見越して指をあらかじめ舐ったのだが、あれだけでは摩擦率の大幅な改善は見込めない。 別段太くない自分の指を一本入れただけなのだが、霞の艦内はとても狭かった。 私の中指を異物と察知して懸命に押し出そうとしてくる。 私はそれに抗うように小さいながらも指を前後に動かす。 この時点で霞の両手は私の束縛から解放され自由になっているのだが、 何故か霞は寝具にしがみついて耐えるだけだった。 おい。痛いだのやめろだの言ったらどうなんだ。抵抗しないならもっと痛い事をしてしまうぞ。 しかし霞は一向に抵抗しようとしない。 霞は今一体何に束縛されているのだろう。 私は霞から両手とも離し、冷めた目で霞を見下ろし、ズボンのファスナーを悠々と下ろした。 自分の動きは慢心と言える程に無防備なものだが、そんな私を霞は鋭い目付きで見上げるだけだった。 霞の下部装甲を捲り、白い装甲を外す手間を惜しんで横にずらす。 「……ひ、ぐ……、っは、ぁっ……!」 慈悲などなしに主砲を突き入れると、霞は声になっていない悲鳴を上げた。 歯を食い縛ったり酸素を求めたりと忙しなく口を開閉させている。 それにしても狭い。きつい。 ふと目を落としてみれば、結合部からは明らかに赤い液体が滲み出ていた。 おいおい。見た目人間のようだと思っていたが、これでは完全に人間ではないか。 霞の血を見て自分の頭から血が引きかけたが、今更やめる選択はない。 全ての鬱憤をこの小さな艦体にぶつけるべく、無理矢理自分を突き動かす。 霞の艦内を何度も力任せに押し広げる。 最早血を潤滑剤とする事で動かす事が出来ている有様だ。 「っ! ぅ、ううっ、ぎっ……」 嗚呼、だが気持ちいい。 小さく無垢な身体を蹂躙すると嫌でも滲み出る背徳感が、征服感が、酷く快感を煽る。 痛い位に、絞るように締め上げる霞の中が、気持ちいい。 一方瞼まできつく閉じ懸命に耐える霞に、真上から影を落として罵詈雑言を浴びせる。 ほら、痛いんじゃないのか。苦しいんじゃないのか。やめて欲しいんじゃないのか。 抵抗してみろ。霞から届く距離にある屑司令官の頬を張ってみろ。霞なら出来るだろ。 出来ないのか? 上官を粗末に扱う何時もの高慢な威勢はどうした!? 何か言ってみろ!! 「……めよね……」 あ? 「惨めよねっ……!」 自分は思わず動きを止めてしまった。 霞は、どこまでいっても霞だった。 外部から駄目出しされて憤慨する自分と、気にも留めない霞。 頭の螺子が飛んだ自分と、ボルト一本抜け落ちなかった霞。 勝手に征服感を感じていた自分と、己を睨み続けた霞。 己を見失った私を、蔑む霞。 "惨め"と言うのが一体誰の事か等、考えたくもない。 「この、どうしようもない、クズ……!!」 霞の目には変わらぬ強い光があった。依然鋭く睨みを利かせてくる。 何故、挑戦的な目を向けてくる? 何故、ここまでされて屈しない? 何故、冷めた目をしていない? 「っ、……!」 自分は目を痛い位瞑って腰を慌ただしく動かし始める。 霞の底知れぬ何かを見、途端に恐怖心を抱いた。 霞の艦内を乱暴に抉って快感を得ようとし、と言うより、射精感を促してゆく。 逃げ道を作る為に、突く。突いて突いて突いて突いて……。 「め、目を見なさっ、この、クズっ……!」 「っぐ……!!」 黙れッ!! 「んんっ!! んや、ぁぁああ……!!」 歯を食い縛り、鬱憤を霞の最奥に掃いた。 暫し肩の荷が吹き飛んだような、ついでに螺子もまた数本吹き飛んだような感覚に支配される。 だが鬱憤を全て射撃し終えた頃、自分は糸が切れたように意識まで吹き飛んでしまったのだ。 …………………… ………… …… 今の時間はどうなっているのだろう。 目覚ましの音を聞く前に目覚めてしまった。 ……夕べの自分は随分と卑猥且つ下劣な夢を見たようだ。煩悩でも溜まっているのかもしれないな。はっはっは。 等と笑っている場合ではない。 その記憶の正体が夢であるならば、昨日自分は何をしていた? 開発、演習、遠征、執務、大本営に呼び出され、駄目出しされ……。 「…………!」 勝手に夢にするな。全て現実だ。 自分は、取り返しのつかない事を……。 いや待て。それなら自分がこうして服装の乱れ一切無く寝具に包まれている筈がない。 軍服のまま眠る習慣はないのだが、多分昨日の疲れでそれすら覚えていないんだろう。 起き上がって時計を見れば、起床時刻前だ。 随分と疲れが抜けた体は良い目覚めだろうが、精神的にあまり良い目覚めでないのは何故だろうな。 起き上がって私室を出ると、執務室中央のテーブルを囲うソファに、霞が腰掛けていた。 「おはよう」 「……おはよ」 霞は私の挨拶にも短くだが応じた。 ちらりと一瞥だけでもくれる霞は何時もと変わらぬ様子に見えた為、自分は安堵した。 やはり昨日のアレは、夢だったのだ。 霞、食堂へ行くぞ。 「もう食べたわ」 もう食べた? なんと早い。 起きるのは私より早くてもいいが、食事位は共にしたいぞ。 しかし過ぎた事を求めても仕方が無い。零れた水は盆には帰らない。 霞は執務を進めると言うので、お言葉に甘えてテーブルに少しの紙の束を置き、自分は食堂へ向かった。 朝の身支度も終わり、その後は自分も執務を進めようと戻った。 その頃には霞は私が提示した少しの執務を全て掃いてしまっていたから優秀だ。 それから暫くは自分の分の執務を進めていたのだが、妙だ。 "ちょっとぉ! この大事な時に艦隊を待機させるって、どういう事なの? ねえってば!" 今日の霞ときたら、いつまで経ってもこのように此方を急かそうとしないのだ。 どうしたかと悟られぬようにソファの霞に視線を向け様子を探る。 ソファに腰掛ける霞は膝上で小さく拳を作り、やや俯いたまま何処も動く気配がない。 おかしい。能動的な霞としては異常だ。 いや、能動的云々の前に像のように微動だにしないので機能停止していないか心配だ。 「霞!」 「っ、……何よ」 良かった。振り向いてくれた。機能停止してはいない。 いないが、反応が普段より遅い。寝ぼけているかもしれない。 自分は執務を取り止め、霞の手を引こうとした。 霞、少し運動しに行くぞ。 「え、う、嘘でしょ、いっ! たぁ……!」 「霞……!?」 自分はそれ程力を入れていない。 霞を立ち上がらせようと霞の手をくいと引っ張り上げただけなのだ。 しかし霞は、立ち上がったはいいが歩く事すらままならずその場で倒れこんでしまったのだ。 自分は咄嗟に屈んで霞を受け止め、床との衝突を回避させた。 だが、霞が苦痛に喘いで下腹部を抑えて蹲るその様子は、自分に良くないものだった。 脳裏に蘇る、夕べの記憶。 自分は霞を座らせ直してから、床に跪いた。 「霞、昨日はすまない……!」 「……思い出したようね」 最初から忘れて等いない。夢だと思い込んでいただけだ。 どうもおかしいと思っていたが、合点が行った。 自分の推測で補完すれば、霞は私が疲労で意識を失ってから後始末を行った。 動くのが困難になった霞は、このソファで眠りについた。 起床した私は忘れていると思い、食事もせずひた隠しにしようと嘘をついた……。 霞、何故責めないのだ。 霞を傷つけたのだ。 この罪はどうやっても償えない。 そうだ。せめて。 「責任を取って切腹を……」 「やめて!!」 私の自責の念は、霞の悲痛混じる大声で遮られた。 思わず顔を上げる。 霞は、見た事もない程顔にその感情を滲ませていた。 「あ……、なんでもないわ」 何故そんな事が言えるんだ。 何故撤回しようとするんだ。 霞は目を逸らして一つ咳払いをしてから、跪く私の目を覗き込むように顔を近づけた。 もう普段通りの吊り目が顔に作られていた。 「馬鹿でしょ。クズ司令官が死んだところで私にした事は消えないし、それに、他の艦の事はどうするのよ」 私より軍に向いているであろう士官なんかごまんといるだろう。 こうして艦娘に当たる自分よりマシな人間が後任に就く可能性は高いはずだ。 それに、死ねば消えると思って言っているんじゃない。 「責任取るって言うのなら、ちゃんと取りなさいよ。死ぬのは逃げの一手にしか見えないから」 それは……。 そういう考え方もできる。 私は納得してしまい閉口せざるを得なかった。 少しの沈黙が流れた後、霞は静かに口を開いた。 「昨日の話だけど、私は、あんたのやり方は嫌いじゃないわ。 私は別に、上の人間に従えって言ってるんじゃないの。 あんたはやり方が悪いんじゃなくて、やり方に見合った実力が足りてないだけ」 「だから、今は黙って私について来なさい。ガンガン行くから」 霞は、よく注意して見ないと分からない程度だが、私には笑っているように見えた。 嗚呼、優しさが身に染みる。少し優しさが過ぎるんじゃないか。 何故そこまで前向きに考えられるんだ。 全く、秘書はこんなにもできた艦なのに、昨日の自分は本当に何本螺子が飛んでいたのだ。 思えば、昨日の霞は単に私を励まそうと、慰めようとしていたに違いない。 自分が勝手に曲解して一人で暴れて霞をとばっちりに合わせただけなのだ。 阿呆だ。海軍軍人最大の阿呆だ。 そんな自分の部下である筈の此奴はこうも変わらず偉そうな口を叩くが、 実際それに見合った実力があるのだ。私とは違うのだ。 最早ついていけるか不安もあるが、ついて行ってやる。 霞らしくなくなってしまうから、待っていろ、とは言わない。 今は霞の背中を追うが、やがては追い付いて肩を並べ二人三脚が出来るくらいまで成長し、 あの憎たらしい大本営に勲章を出させてやるのだ。 私の戦いはまだまだこれからだ! 「司令官、何故今日は霞を負ぶっているのですか」 おはよう朝潮。 いや何、霞は昨日の夜戦で被害を受けてしまってな。 自身では動けないと言うからこうする事で秘書艦と行動を共にしているのだよ。 「ええっ! 霞は大丈夫なんですか!? それなら修復ドックに……」 修復ドックでも治せないんだ。しかしこうして私の背中にいればそのうち治る。 私の背中は特別な修復ドックでもあるのだ。すごいだろう朝潮。一隻限定だぞ。 「へぇー……!」 「朝潮、嘘だから真に受けないでよ」 違うと言うのか。 ならこの背中を降りて修復ドックに浸かるか? この問い掛けに、霞は返事をしなかった。聞こえていない振りか。 こうして私に身を委ねる霞の今の心境は如何ほどのものか。 きっと吐露しようとはしないだろう。 しかし、吐露してくれなくても分かる事はある。 霞は私の首に腕を巻き付けつつも、首が絞まらないように気遣ってくれている。 人の背中に体を預ける以上それは当たり前の事なのだが、 私に身を預ける事に何ら抵抗を示さないだけでも霞は私の事を蔑ろに思ってはいないと言う事だ。 私も吐露はしないが、昨晩あんな事をして置きながら態度を変えない霞が今は愛おしくてたまらなかった。 霞の嘆息をうなじで受けながら、私は霞と朝潮と共に食堂へ向かう事にした。 「あーもう、司令官が出来損ないのクズだと苦労するわ……」 177 名前:2-683[sage] 投稿日:2015/02/22(日) 08 02 55 ID G9FxYqM2 以上 15-188の続きみたいなもんで 霞好きな人を増やしたい 霞だって可愛いところはあるのよ 178 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/02/22(日) 08 28 19 ID TKrX5a/c GJです! 179 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/02/22(日) 10 35 55 ID Kw92rUww GJ。 霞は最近もっとあの隠れ面倒見の良さとか振り返られていいと思う これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/